【2019年】自作のLINE着せ替えの作り方!作成から販売まで詳しく解説
こんにちは!
今回は
自分でLINE着せ替えを作ってみたいけど難しそう…
という方へLINE着せ替えの作り方について紹介します!
LINE着せ替えの作り方についてはLINEもガイドラインを出していますが色々書いてあって大変そうに見えるんですよね。
ガイドライン - LINE Creators Market (ガイドライン詳細)
ですが内容を理解してしまえば意外と簡単に作れちゃうんです。
この記事では
- LINE着せ替えを作成するまでの準備
- パーツごとの作成に必要な画像
- 申請から販売までの流れ
の3つに分けて紹介します。
LINEの進化に合わせて着せ替えガイドラインも変わっているので最新版をまとめてみました!
それでは早速見て行きましょう!
LINE着せ替えを自作するための準備
アイデアを考える
さあLINE着せ替えを作るぞ!となった時にまず必要なのがアイデアを考えることです。細かい内容は後で紹介するパーツごとに考えれば良いですが、全体的なテーマやイメージは固めておきましょう。スタンプと違って複数同時に使えない着せ替えでは、全体的な統一感が重要です。
LINE着せ替えはどこまで自作出来るのか
ちなみに、オリジナルで作れるといっても全てのデザインを自由に作れる訳ではありません。
LINEのヘッダーやホーム画面の背景などいくつか決められているものがあります。これはカラースキンといってLINE側が用意しているもので、着せ替えを作る時はその中から一つを選択する必要があるんですね。
ただしカラースキンの種類は豊富にあるので自分のデザインに合ったものが見つかると思います。
一つ問題点としてはこのカラースキンは申請画面で画像をアップロードした後にしか選ぶことが出来ません。なので私はカラースキンのことはあまり考えずデザインを完成させた後に選ぶ方法を取っています。カラースキンはシンプルなものを選べばデザインの邪魔にもならないのでオススメです!
またトーク画面のメニューボタンなんかも作ることが出来ません。公式で出されているものはデザインされていますが、実際そこまでいくと必要な画像数が多くなってしまうのでこのままで良いと私は思っています。
自作のLINE着せ替えの作り方
大体のイメージが固まってきたら本格的に作って行きましょう。
ここでは各パーツごとに制作のポイントや注意点を紹介して行きます。
必要な画像は61個!でも実際はそんなにいらない
制作ガイドラインを見てみると必要な画像数はメイン画像3枚、着せ替え画像58枚で合計61枚になります。
61枚ってLINEスタンプより多いじゃん!
って思いますが、実際はiPhoneとAndroid用にそれぞれ違うサイズを用意しなければいけないからで、必要なイラストの数はこれより少なくなります。ざっくりいうと半分くらいです。また着せ替えにはパターンが合ったりするので事前に決めたテーマに沿って作れば大丈夫ですよ。
画像は大きめに作ろう
作成したイラストは複数のサイズで用意する必要があるため、可能であればベクターデータで作ることをオススメします。
しかしそのような環境がない場合は、指定されたサイズ内の一番大きなサイズで作成するか、それよりも大きなサイズで作りましょう。これによって画像がぼやけてしまうことを防げます。
また注意点として、作成する画像は全てpngで保存して下さい。
パーツごとに必要な画像
イラスト例や画像のサイズ、名前などはガイドラインに書いてあるので合わせてご覧下さい。
メイン画像(3枚)
メイン画像は着せ替え一覧に表示されるいわば顔ともいえる画像です。ここでお?と思わせることが出来れば購入してくれる確率が上がるので慎重にデザインを考えましょう。
具体的には、
- 一瞬で何のイラストか分かるようにする
- イラストや文字は大きめに
- コントラストなどを利用してシンプルだけどインパクトのあるデザインにする
などに気をつけると良いでしょう。
また、メイン画像は全て同じ画像でなければならない&背景透過が出来ないので注意して下さい。
メニューボタン画像(32枚)
メニューボタンはパーツの中で一番多くの画像が必要になります。
これはメニューボタンは国によって表示されるものが違うため全部で8種類用意する必要があるんですね。またボタンのON、OFFもそれぞれ必要になります。
ただしLINEで表示されるメニューは常に5つなので被っているメニューの画像は同じでも問題ありません。画像はメニューの項目に合わせる(トークだから吹き出しを入れなければいけないなどの)必要はなく、自由にデザインしてもらって大丈夫です。
ボタンの切り替えでは、ONの時はOFFより画像を大きくしたり物を増やす、動きを追加するなどの方法を利用している人が多く見られます。
全く違うキャラクターに入れ替わったりするのはユーザーが混乱するので避けたほうが良いでしょう。
またメニューボタンにはメニューの名前やバッジが表示されます。これはデザインすることは出来ませんが、配置が決まっているので事前に被らないように調整しておきましょう。個人的なコツとしては気持ち下に余白を多くとることです。
メニュー背景画像(2枚)
メニューの背景画像は必須ではなく、作らなかった場合指定したカラースキンのデザインが適用されます。
以前まではiOSしか背景透過を使えなかったのですが今ではAndroidでも透過した画像を使えるようになりました。ただし透過出来る幅には制限があるので気をつけて下さい。
また、画像は繰り返し表示されるため両端の高さ等は揃える必要があります。そのため初めのうちは直線の画像を使うのをオススメします。(私は最初から曲線の画像を描いてかなり苦戦しました…イラレなどちゃんとしたソフトがあれば別かもしれませんね。)
パスコード画像(16枚)
LINEにパスコードを設定している人がどれだけいるのかわかりませんが、LINE着せ替えの購入画面にも表示されるので丁寧に作りましょう。
メニューボタン同様にON OFFの2パターンが必要になります。多くの着せ替えが OFFの画像はONの画像をシルエット化したものを利用しています。
また画像は4桁同じでも別々にしても問題ありません。
ただし最後の4桁目のON画像は入力後すぐにLINEが開くため見られることはあまりありません。LINEの購入画面にも出ないのであまり力を入れて書かなくて良いでしょう。休めるところは休むのも効率化の鍵ですね。
プロフィール画像(4枚)
これはプロフィールのアイコンを設定していないユーザーやグループに適用されます。多くの着せ替えが個人のアイコンは1人だけ、グループには複数のキャラクターを入れるといった方法を使っているので参考にしてみて下さい。
作成する画像は正方形ですが実際には丸い形に切り取られるので必要なイラストは中央に配置するようにしましょう。
トークルーム背景画像(2枚)
メニュー背景画像と同様に画像がない場合はカラースキンが適用されます。また背景を透過するとカラースキンの背景と重ねて表示することも可能です。注意点としては、Android版がメッセージの入力欄と画像が被るためイラストは少し上に配置すると良いでしょう。
トークルームはメッセージが入るのでテキストを邪魔しないデザインが必要です。
スプラッシュ画像(2枚)
スプラッシュ画像はAndroid端末のみLINE起動時に表示される画像です。
メイン画像とデザインは同じで構いませんが、背景とイラストやロゴを分ける必要があります。イラストとロゴの画像は透過にすることを忘れないようにしましょう。
自作のLINE着せ替えの申請と販売方法
必要な画像が準備出来たところで次は販売までの流れを見ていきましょう。
大まかな流れとしては、必要な情報の入力→画像のアップロード→申請→販売です。LINEスタンプ同様審査がありますが基本的なルールやモラルを守っていれば通るので安心してください。
では、まず申請前に次のことを確認して起きましょう。
- 画像は全てpng形式になっているか
- サイズや名前に間違いがないか
問題無いようでしたら申請に進みます
LINE着せ替えの申請の流れ
LINE Creators Marketにログインして新規作成から着せ替えをクリック。
LINE Creators Marketに登録してないよ!という方は簡単に出来るのでここでの説明は省きます。
着せ替え情報の入力
タイトルや説明文には検索にかかって欲しいワードなどを入れると求めているユーザに見つかりやすくなります。
販売する国を決める
LINE着せ替えでは日本と海外のみで販売する場合では設定出来る値段が変わってきます。日本を含んだ場合は360円が最低価格ですが、日本を除いた海外では120円から価格を設定することが出来るんです。そのため海外でも販売を考えている方は日本のみと海外のみの2パターンで販売することをオススメします。申請が2回必要になりますが、販売する国が被ったりしなければ同じ着せ替えでも申請を出すことは可能です。
値段を決める
値段は自由ですが、一番低い価格を設定している人が多いです。
他にクリエイター情報などを入力し終えたら、間違いがないか確認して保存ボタンをクリックしましょう。
画像をアップする
zipファイルでアップロードすると手間が省けるのでオススメです。この時名前やサイズなどに違いがあるとエラーが出るので修正して再度画像を上げましょう。
カラースキンを決める
カラースキンは沢山種類があるので作品に合ったデザインを選びます。プレビューも付いているので安心ですね。
ここまで来たら間違いがないか再度確認をして申請ボタンをクリックするだけです。申請しましたというメールが来るのであとは申請が通るまで待ちましょう!
申請が通るまでの期間は数日ほど
断言は出来ませんが、着せ替えの申請が通るまでの期間はそれほど長くありません。私は初めて着せ替えの申請を出した時は次の日に承認メールが届いていました!
もちろん時期とかも関係しそうなので、焦らずに待ちましょう。
着せ替えがリジェクトされた時は再度申請に出す
もし申請が通らなかった時は着せ替えがリジェクトされましたという内容のメールが届きます。
このメールが届いた時は、何らかの理由で着せ替えが販売出来ないと判断された状態です。
しかしリジェクトされたからといってもう販売が出来なくなる訳ではありません。申請は何度でも出来るので、リジェクトされた部分を直して承認されれば販売することが出来るんです。
リジェクトされた理由はLINE Creators Marketマイページのメールから確認することが出来ます。
私は着せ替えでリジェクトを受けたことはありませんが、スタンプでリジェクトを受けたことがありました。その内容としては英語の綴りが違う、宗教の関係で載せない方が良い画像があるのでその国を外して欲しいといった内容です。
どちらも理由がはっきりしていたので修正もしやすかったですし、リジェクトされたことに不満を持つような内容ではありませんでした。なのでリジェクトを受けた場合は指摘された部分をちゃんと直せば承認されすはずです。
再申請は通りにくい、承認までの期間が長いといった印象は特にありませんでした。
着せ替えが承認されたらマイページから販売しよう
晴れて承認メールが届いたら着せ替えを販売することが出来ます。マイページにログインして作品ページに移動すると販売ボタンがあるのでそこをクリックすると完了です。ストアに反映されるまでは1時間ほどかかるのでワクワクしながら待ってくださいね。
リンクが反映されていたら・・・
販売完了です!おめでとうございます!
おまけ:販売した後に着せ替えを修正するには
着せ替えを販売したけど実際に使って見てから気づくこともありますよね。ガイドライン的には問題ないけど個人的に気になるところがあるから直したい!という方へ。販売した着せ替えを後から直せないことはないです。
どういうことかと言うと一度販売を停止して修正したものを、再度審査に出す方法ならあると言うこと。ただしこれだと審査の手間もかかりますし販売後の修正は極力避けるのがベターです。
まとめ
いかがでしたか?
LINE着せ替えはスタンプと違って用意する画像が多く大変に思えますが、実際はそうでもないんですね。
初めは苦戦するかもしれませんが、慣れてしまえば一つ一つの時間も短くできるのでぜひ挑戦してみて下さいね。